石上鎮魂法

石上鎮魂法

石上鎮魂法

この鎮魂法は、今も尚、石上神宮で伝えられているものである。

 

奈良県天理市にある、石上神宮は崇神天皇の時代に石上の地に豪族・物部氏によって創建され、

 

その主祭神は布都御魂大神で、御神体は布都御魂剣と呼ばれる霊剣である。

 

この霊剣は、神武天皇が都を建てたあと、物部氏の遠祖である宇摩志麻遅命が祭っていたものであると言われる。

 

この石が身神宮で、伝授している鎮魂法を実践できる範囲で紹介しようと思う。

 

一、 二礼二拍手する。

 

二、 「ひふみ祓詞」を適度に反復して唱える。

 

ひふみよいむなやこともちろらねしきるゆるつわねそをたはくめかうおゑにさりへてのますあせえほれけ

 

 

三、 祓詞を唱え終えたら、「十種神宝大御名」を適度に反復して唱える。

 

沖津鏡(おきつかがみ)
辺津鏡(へつかがみ)
八握剣(やつかのつるぎ)
生玉(いくたま)
死返玉(まかるかへしのたま)
足玉(たるたま)
道返玉(ちかへしのたま)
蛇比礼(へびのひれ)
蜂比礼(はちのひれ)
品物之比礼(くさぐさのもののひれ)
布瑠部由良由良止布瑠部(ふるべゆらゆらとふるべ)

 

品物比礼までが十種の神宝を指しているのだが、これは先の宇摩志麻遅命が神武天皇の降臨に先立って天降ったさい、

 

天神から授けられたという十種の宝のことだが、どのようなものかは判然とはしていない。

 

しかし、死者をも蘇らせるほどの霊力を秘めてものであるとされている。

 

 

四、 十種神宝大御名を唱え終えたら、二拍手、二礼する。

 

 

五、 「布瑠部神業」を行う。

その順番は以下の通りである。

 

イ、まず一礼する。

 

ロ、そして胡坐をかくように坐り、両足裏を合わせる(安座する)。
<%除霊,幽霊いない,幽霊いる,霊道, %>

 

ハ、左の手のひらを、右の手のひらに合わせ、握手するように握って、胸の高さ前方に置く。
そして「ひふみ祓詞」を唱えながら、手のひらを滑らし、最後に右の手のひらを上にする。
<%除霊,幽霊いない,幽霊いる,霊道, %>

 

ニ、次に両手の指を組み合わせる。
このとき、親指の側面を合わせ、上から見て、右手の小指が左手の小指の下になるようにする。
その手を臍(へそ)の前にもってきて「十種神宝大御名」を唱える。
<%除霊,幽霊いない,幽霊いる,霊道, %>

 

ホ、次に「手の術」を行う。
これは組んだ手を、親指の側面を常に上にしたまま、「ひふみ祓詞」を唱えながら、
身体を左振り、右振り、前振り、後振り、中振り、と振るのである。

 

まず、自分の左方に身体を動かすようにして、
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十」と唱えつつ、十回、円を描く。

 

次に同じように右方に身体を動かすようにし、また次に前方に、そして次に後ろに傾け、

 

最後に中で前後左右に動かすことなく、

 

各十回ずつ「ひふみよいむなやこと」を唱えながら円を描く。

 

 

ヘ、次に「息の術」を十回行う。
これは、鼻から「気」を吸い込んで臍の下の丹田に蓄え、静かに口から吹きだすもので、
これを十回くり返す。

 

ト、「息の術」を終えたら、一礼して終わる。

 

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