ひとりかくれんぼ
※本当にこの遊びだけはやらないほうがいいです。
それが、なぜか？
実際に体験した著者が記事に書けないほどの恐怖体験をしたからです。
かごめかごめ
実は，この歌詞は全国各地に伝わっていた歌詞が
大正から昭和にかけて落ち着いたものらしいです。
しかし，この歌詞をいろいろな側面から紐解いていきますと、
不条理な面があちらこちらに散りばめてあるんですね。
とりあえず今現在伝わっているこの歌詞を考察してみようと思います。
【かごめ】
「かごめ」という言葉自体は日本語には存在しない言葉です。
ですので、「かがめ」（かがむ）が変化したと言う説と
※最初の遊びの始まりがかがんで始まるところから。
「籠目」という説と
「籠女」という説などいくつかあるようです。
【よあけのばん】
これはそのまま「夜明けの晩」とゆうのが、普通の解釈であろうが、
しかし，この言葉にも矛盾があります。
「夜明け」というのは日が昇ってくる時刻であるので、
その前は「未明」とか「払暁」(ふつぎょう)という表現が一般的には用いられます。
晩というのはその前の時間で、
季節にもよりますがだいたい夜８時頃から朝の３、４時を指します。
つまり，夜明けと晩のあいだには
「未明」または「払暁」という明け方の時間が入ってきますので、
「夜明けの晩」という時間や時刻は存在しないのです。
【つるとかめがすべった】
そのまま聞くと、まったく理解できない歌詞です。
【うしろのしょうめんだあれ】
後ろというのは，
背後の事を指し、この遊びでは自分の後ろの人を当てることになっていますが、
正面とは普通、自分の前のことです。
そのため「後ろの正面」というのは厳密にいうとあり得ない表現です。
幼稚園や小学校でこの歌を使って遊んだりすることも少なくなってきましたが、
しかし、この歌を知らない子は、まずいません。
「では，いつ，誰に教えてもらったか?」
「誰に教わったわけでもないのに、いつの間にか知っている」
それはなぜだと思いますか？
まずこの歌は権力者(つまり武士)の前で口にしてはいけない恐ろしい事実が二つあり，
それを一般の大人(つまり農民)が口にできないから，
子どもの歌にしてできるだけ広い範囲に伝えるメッセージなのです。
例えば、
「かごめ」は「かがめ」とか「「籠女」と考えると
捕らわれて自由を奪われている女の人がいるということになります。
しかもその人はいつ自由になるかわかりません。
「夜明けの晩」というあり得ない時間は，
「いつだか口にできないが『ある時』に」と言う意味でしょう。
「鶴と亀」とは「名前を口にできないが『ある人たち』が」であり
「滑った」とは「大変な目にあった。」つまり拷問にあった、
殺されたなどと考えると後半の意味と繋がってきます。
「後ろの正面だあれ」は
この歌が恐ろしい事実を広く伝えようという意図を隠すために
子どもの遊びであることを強調したもので，
特に意味はない。
権力者の目をそらすための言葉だと考えるとつじつまが合います。
しかし，前半の部分も後半の部分も具体的な事件は明らかにならない。
権力者にわからないように話を作ったとするとそれは当然と考えられます。
他の解釈
この歌はもともと子どもの遊びの歌ではなく
「口寄せ」の儀式のためのものだという解釈である。
「口寄せ」とは霊界とのつながりを持ちやすい巫女などを使って，
死者の霊を呼び出し霊の言葉を聞くための儀式である。
言わば、「こっくりさん」や「いたこ」など
当然，行うのは親類などの大人である。
そうであれば歌詞は「口寄せ」のための呪文であり，
そう考えると歌詞が意味を持たないのは，さほど不思議ではない。
水子の霊を供養する歌
かごめかごめ、籠の中のとりは
（お腹の中にいる赤ん坊）
いついつであう
（いつ産まれてくるのか）
夜明けの晩に
（出産は、潮の満ち引きに関係するので、明け方が多い）
鶴と亀がすべった
（お腹に赤ちゃんがいるのに転んでしまった）
うしろの正面だあれ？
（産まれてくる子はどうゆう子だったの？）
